表皮とは、肌の一番外側の部位でとても薄く平均で約0.2mm程度ですが、身体の部位によって異なり、目の周りは非常に薄く、手や足の裏は厚くなっています。
この薄い表皮は外界から体内を守る防護壁のような役割を担っています。
表皮は4つの層に分かれていて、上から角質層、顆粒層、有棘層、基底層の順に構成されます。
基底層で生まれた角化細胞が、細胞分裂を繰り返し、形を変えながら有棘層→顆粒層→角質層へと押し上げながら移動し、最終的には角質細胞となって皮膚の最上部へと移動し、最後はアカやフケとなって剥がれ落ちます。
角化細胞が基底層から生まれて分裂し、角質層へと押し上げられて剥がれ落ちるまでの期間をターンオーバーとよび、肌の健康状態に深く関わっています。